パソコンのモニターが映らない場合の対処方法【お手軽診断】

2021-11-27小ネタ集ハードウェア,パソコン,モニター,小ネタ,故障疑い

パソコンのモニターが全く映らない場合って結構焦ります。本気で焦るんですよねコレ。

今回はそんな「映らない!どうしよう?」という時に対処する方法とその順番についてまとめます。

主にデスクトップパソコンの話ですが、ノートパソコンの場合にも対処方法について触れていきます。

モニターが映らない!

私もデスクトップパソコンには電源が入っているのに、なぜかモニターには何も映らないトラブルを過去に何度も、本当に何度も経験しています。

その都度、頭がハテナで埋め尽くされて「え?昨日は平気だったのになんで映らないの?!」ってかなり焦ってしまうんですよね。

ですが、何回かこういう経験をするとまずは確認するべき所というのが分かってきます。

まず確認するのは電源周り

すごく単純な話なんですけどね。まずは電源スイッチやコンセント等の電源周りです。

パソコンに電源が入っているのにモニターが映らない時、本当に良くあったんですがモニターの電源が入ってなかったり、コンセントが抜けてたりする場合です。

結構単純なんですけど、単純なだけに見落とすことも多いところです。

他にコンセント側だけでなく、モニター側が抜けている場合もあるのでそちらも確認した方がいいです。

ちなみにノートパソコンの場合は設定の可能性が高いです。キーボードの変なキーを押して外部モニターを使う設定になったり、機種によってはモニターの電源を切ったりする事ができます。

細かい操作はマニュアルを見て頂くのが良いかと思います。

次にやるのが映像配線

電源は入っているのになにも映らない場合、またはモニターの画面に「(映像)信号が入力されていません」と表示されている場合は映像ケーブルがちゃんと接続されているかをチェックします。

ちゃんと刺さっている様に見えるケーブルも緩んでたり、ちゃんと奥まで刺さってなかったりもします。実際そういう事もありました。

なのでケーブル類は刺さっている様に見えても一旦全て外してしまう、そしてもう一度取り付けてみる、という手順を行ってみてください。

ちなみに一度外して付け直すのはパソコン側のコネクターもです。こちらも抜き差しをしっかり行います。

ケーブルによっては固定用のネジのツマミが2つ付いているので、特に取り付け時はしっかりとネジを回して固定する事をオススメします。

ちなみにごく希にですが、使い回してるケーブルだとケーブル自体が断線してたり、ケーブルの規格が古くて対応してなかったり、コネクターがさびてちゃんと信号を送れなかったり、という事もあります(これらは全部体験しました)。

なのでもし気になる様なら信号用のケーブルは新しいモノへ交換してみるのも手ですね。

これで映ればケーブルがちゃんと刺さっていなかった、で終わるのですがダメだったら次の手順へ進みます。

最後は原因箇所の切り分け

もしモニターの電源も入ってて、コンセントもちゃんと刺さってるのに映らない場合は、モニター側に原因があるのか、パソコン側に問題があるのかを切り分ける必要が出てきます。

その場合はまず繋いでいるパソコンが他のモニターで映るかどうかを試してみる事になります。

ですがパソコン用モニターを複数台使っている人ばかりではありません。1台しか使っていない場合だってあるでしょう。

その場合は普通の液晶テレビのHDMIに接続するとパソコン用モニターとして代用が可能です。というか普通にメインモニターとして使う事もできます。

もしこれで映れば映らなかったモニター自体が故障している可能性が出てきます。

もし逆に移らなかった場合はパソコンがおかしい可能性が出てきます。

そしてさらに他のパソコンをお持ちであれば、映らなかったモニターに接続して動作を確認してみます。

その結果次第で映ればパソコン側でほぼ確定になりますし、映らなければモニターでほぼ原因確定になります。

それでもダメなら

これだけやってもどうしても映らない場合に、最後に試して頂きたい方法です。

それはシンプルな方法なんですが

モニターとパソコンの電源を抜いて10分くらい放置してから再度試す

です。

今のWindows10は初期設定でファストブートという結構クセある起動方法になっています。

そのお陰で早いのですが、電源落としたときにつなげていたUSBメモリを起動前に外したら起動しなくなる、とかそれ位変な動作をする事があります。

それを解消する方法がこの電源抜いての放置です。

どちらも故障していなければ大体はこれで直るのではないでしょうか。

これでもダメなら結構どうしようもなくなってる所があるので、パソコンに詳しい人に聞くか、パソコンショップに持ち込むか、レスキューしてくれる人を呼ぶしかないと思います……。

この記事がお役に立てば幸いです。

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