セキュリティソフトは元々入ってた体験版とかのお試しな奴でいいと思います?実はダメです。というお話
パソコンを購入するとまずセキュリティソフトの体験版がインストールされています。
一口に体験版と言ってもお試し的なただチェックできるだけの奴から6ヶ月位全機能が使えるモノまで色々あります。
私自身、よく分かってない時は「一応入ってるしこれでいいや」とか「期限が切れても使えてるからいいか」とか思ってました。
実はこれ、一番「ダメ」な使い方なんですよ。
体験版等で期限を迎えたセキュリティソフトはウイルス情報が更新されないからなんです。
というのもセキュリティソフトでは最も重要視される要素の一つに
「ウイルス定義ファイルの更新速度」
という物があります。
例えば未知のウイルスが発見されたらすぐに定義ファイル(ウイルスリスト的な感じです)へ登録・配信されます。これが早くできる程、対ウイルスの技術力が高い事を示します。
この定義ファイル、更新される事で「最新ウイルスでもリストにあるからちゃんと検知される」という安心感につなががる訳です。
ですがもし期限が切れているセキュリティソフトだと定義ファイルが更新されません。つまり新種ウイルスの侵入を許してしまう事になります。
それと今は希ですけど、無料のセキュリティソフトだとこの定義ファイルの更新を遅くしているものもあります。
はやく安全にしたかったらお金払ってね、という事ですね。
なので元々入っていた体験版をそのまま使い続けるのは「ダメ」というわけです。
それに完全版だとしても期限が切れたら更新されません。なので期限が切れる前には何かしらの対処が必要になってきます。
さらには「元々入ってる奴だから良い奴だろう」とも思えますが、実はよく入ってるMcAfeeってあまり使い勝手が良くないんですよ。
Mcafeeを更新するくらいなら、マイクロソフト純正で性能的にもよいWindows Defenderを使うのがオススメです。
Windowsに標準で付属するセキュリティソフトなので別途費用も発生しません。
ただDefenderが保護してくれる対象はウイルスだけなので、より安全の為には市販のセキュリティ対策ソフトを購入する事をオススメします。
この記事がお役に立てば幸いです。
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