予算5万位でオススメのノートパソコンを5台選んでみた
ノートパソコン。
外への持ち運びも出来るし、家の中でも場所を取らないし便利ですよね。最近では性能もデスクトップと大差ないモデルも増えてきました(オフィス用途とかある程度だけど)。
2019年も各メーカーから数多くの新型モデルが販売されています。とはいえ、販売メーカーも多く価格もピンからキリまであって選ぶのも大変です。
パソコン初心者だけでなく、新しく買おうという方はどれを購入すれば良いのか迷うところです。まぁそれが買い物の楽しさとも言えるのですが。
ノートパソコンの基本的な知識や選び方は「ノートPCを選ぶ基準やポイント、おすすめの構成について」でまとめましたが、一番コスパ良いのは7~10万位です。
そうは言いつつも2万もあればディナーに行けますし、10万円はヒョイと出せる金額でもありません。
なので今回は予算5万以内で選ぶならコレ、とオススメできるモデルを選んでみました。
予算5万以内で選ぶ時のポイント
5万程度のノートパソコンでもレポートや報告書を作成するといったオフィス系の作業程度なら性能不足を感じることはありません。
ただちょっと「デジカメ画像の編集したい」とか思い始めると性能が微妙になってくる、そんな価格帯です。
この価格帯から機種を選ぶポイントはメリハリです。性能のどこかを妥協する必要があります。
例えば
- CPUとSSDは良くてもメモリ搭載量が少ない
- CPUとメモリ搭載量が良くてもSSDでなくHDD
- CPUが低レベルのもの
- CPUもメモリ搭載量も良いけど画面解像度が低い
と言う様にどこかしら不満に感じそうな点があるのがこのクラスの特徴です。
今回選んだ機種は性能は十分あるのですが、どこか気になる点があるものです。その気になる点についても詳しく解説したいと思います。
マイクロソフトのOfficeは無しです
ちなみに付けると5万円以下じゃ済まないのでマイクロソフトのOfficeは無しです。
Office365の1ヶ月分なら2,000円程度で済みますし、無料のGoogle AppsやOpen Office等でも結構事足りますよ。
Excelで関数が絶対にいる、とか仕事で無いと困るとか、そういう事が無い限りは後から考えても十分間に合います。
それとOSは全て「Windows10 Home 64bit」なので明記していません。「Pro」は価格的に無理ですし。
Windows10 ProとOfficeが欲しければ予算を上げるしか無いです。
おすすめ1. Lenovo IDEAPAD 530S (インテル)
商品スペック
- CPU:Core i3-1005G1
- メモリ:4GB
- ストレージ:SSD(128GB)
- バッテリー駆動時間:14.3時間
- サイズ:32.27 × 23.05 × 1.79cm(液晶:14インチ)
- 重量:1.55kg
- メーカー:Lenovo
予算5万円以下でちゃんと使いたいなら『
価格も47,212円(記事作成時点)と安価ながらも
- CPUはCore i3-1005G1を搭載
- ストレージがSSD
- 液晶は14インチだけどフルHDを搭載
と、価格以上の物が搭載されているモデルだからです。
またCore i3以外にもPentium Gold等を搭載してさらに安いモデルもありますが、それらのモデルは性能的にオススメしません。
SSD搭載で起動も早いのでや使いたい時にサクッと利用できるノートパソコンになります。
妥協した点は
- SSDが128GB(ガッツリ使うには少なすぎるかも)
- メモリが4GB(増設必須)
となりますが、メモリ自体は安価ですし、増設もそこまで難しくないので後から考えても十分です。ただストレージは外付けHDDなどが必要そうなので、そちらの手当が先かもしれません。
おすすめ2. Acer(エイサー) Aspire3 A315-32-N14Q/K
商品スペック
- CPU:Pentium Gold 4417U
- メモリ:4GB
- ストレージ:SSD(128GB)
- バッテリー駆動時間:6.5時間
- サイズ:38.16 x 2.16 x 26.28 cm(液晶:15.6インチ)
- 重量:2.1kg
- メーカー:Acer(エイサー)
良い点は
- SSD搭載
- 液晶が15.6インチでフルHD
- 2.5インチのHDDかSSDの増設が可能
という点です。この価格でフルHDの液晶画面を搭載して、ドライブの増設もできるのは結構ポイント高いです。
妥協した点は
- CPUは低スペックのもの(Core i3より下のモデル)
- メモリが4GB
- SSDの容量が128GB
です。先に上げた『
特にCPUを落としているので、例えばExcel等の表計算ソフトで一気に計算させると応答が無くなる、と言う様に重たい作業は難しい所があります。
またブルーライトカット設定を行えるのは珍しいです。パソコンの使用で目の疲労は明らかに変わるのでありがたい機能です。
率直に言えば「それなりに使える」ってレベルですね。
おすすめ3. mouse(マウスコンピューター) m-Book C100BN-S1
商品スペック
- Celeron N4100
- メモリ:4GB
- ストレージ:SSD(120GB)
- バッテリー駆動時間:6.1時間
- サイズ:29.24×20.65×2.45 cm(液晶:11.6インチ)
- 重量:1.2kg
- メーカー:マウスコンピューター
テレビCMが特徴的な『マウスコンピューター』のノートパソコンです。
良い点は
- 小型(11.6インチなので持ち運びに便利)
- SSD搭載
- 国内メーカー
といった所で、持ち運べるタイプを選んでみました。
そして数少ない、国内生産の国内メーカーです。その点で惹かれる方もいらっしゃるかも。
例の如く妥協点はあります。
- CPUは低スペックのもの
- メモリが4GB
- SSDの容量が120GB
- 画面の解像度がHD
といった所になります。先に上げた『
ただ液晶サイズが小さい事とフルHDで無い事から、文字は読みやすいかもしれません。ただ作業領域はどうやっても狭いのは仕方が無い所です。
【マウスコンピューター】m-Book C100BN-S1[ノートPC]
おすすめ4. ASUS ノートパソコン VivoBook R203MA-FD044T
商品スペック
- CPU:AMD E1-6010 APU(+ AMD Radeon R2 グラフィックス)
- メモリ:4GB
- ストレージ:HDD(500GB)
- バッテリー駆動時間:3.8時間
- サイズ:38.14×さ2.72×25.15 cm(液晶:15.6インチ)
- 重量:2kg
- メーカー:ASUS(エイスース)
スマホの「Zenfone」シリーズを展開しているメーカーのASUSの『VivoBook』シリーズです。
良い点は
- 安い
- DVDドライブが付いている
- 無料のオフィスアプリが最初から入っている
という所ですね。税込で4万切りますし、それに光学ドライブがついています。例えば外部モニターに出力も出来ますから、メディアプレイヤーとして使うのもいいかもしれません。
ただその分かなり妥協しています。
- CPUがE1(かなり低スペック。ストレス感じる率高い)
- メモリが4GB
- 画面の解像度がHD
- ストレージがHDD
- バッテリーが持たない
等、価格を優先してスペック的にはかなり妥協しています。
それでも簡単な文章やデータの作成なら十分な性能はあるんですけどね。
おすすめ5. Lenovo IdeaPad S130 (11)
商品スペック
- CPU:Intel Celeron N4000
- メモリ:4GB
- ストレージ:SSD(128GB)
- バッテリー駆動時間:8時間
- サイズ:28.8×20×1.77cm(液晶:11.6インチ)
- 重量:1.15kg
最後はまたLenovo。「
良い点は
- 安い
- この価格でSSD
- バッテリーがスペック上は8時間持つ
と、販売価格も4万を切り非常に安価なモデルです。持ち運んで使うならオススメするモデルになります。
ですがここまで同様、やはり性能は妥協しています。
- CPUは低スペックのもの
- メモリが4GB(しかも増設不可)
- 液晶の解像度がHD
と、これ以上は手を入れたりするのが難しいので割り切って使うモデルになります。
当然このモデルも簡単な文章やデータの作成なら十分な性能はありますし。
おわりに
という事で、予算5万以下でオススメする機種を上げてみました。
この中でも絶対的にオススメなのは『
一応「日常的に持ち運ばない場合」という条件付きです。持ち運びまで考えると他の機種もオススメできます。
ただやはりと言いますが、スペック的にはどこかしら妥協しています。なので本音で言えばもう少し予算を足したい所ですね。
本来オススメしたい機種は「予算10万以内でオススメできるノートパソコン5選」でまとめましたのでよろしければどうぞ。
この記事がお役に立てば幸いです。