リネットジャパンでパソコン処分
パソコンの処分方法は法律上、メーカーによるリサイクルが義務付けられています。
ですが実はメーカーリサイクル以外でも処分する事は可能で、例えばリサイクル業者に依頼する方法で処分する事も可能です。
リサイクル業者も「パソコン 処分」とかで検索すると色々出て来ますが、私はいつも「リネットジャパン」という処分業者を利用しています。
【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>「信用できて手軽に依頼できる」からいつも使っているのですが、リネットジャパンを知らない人からしたら「その企業信用できるの?大丈夫?」ってなりますよね。
そこで今回はリネットジャパンとはどんな会社なのか、なぜ私はリネットジャパンを利用するのか、また処分の依頼方法について具体的にまとめました。
ちなみにパソコン以外にも液晶モニターやCRT等も処分を申し込めます。
リネットジャパンについて
まず「リネットジャパン」とはどんな会社なのか、です。
【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>リネットジャパンは古本やDVD、ゲームの中古ネット通販サイト「ネットオフ」を運営している会社です。
元々はブックオフの起業家支援制度を活用して設立された会社が母体となっています。
2000年頃から古い携帯等に含まれる貴金属を「都市鉱山」と言い出した頃ですね。
ネットオフで鍛えられた中古品の通信買取で鍛えられたノウハウを使ってリサイクル業をやろう、と言う事で設立された会社がリネットジャパンになります。
このリサイクルとして「パソコン等の回収」と「ネットオフの運営」を業務としているのがリネットジャパンという会社になります。
私がリネットジャパンを使う理由
大きく3つの理由からリネットジャパンを利用しています。
- 回収が早くて無料(パソコン1台につき1箱無料、最短翌日から依頼可能)
- パソコン以外にも周辺機器や小型家電も同梱できる
- 「宅配便を活用した回収」で環境省・経済産業省から許認可を取得している
これらの理由について細かく説明していきます。
回収が早くて無料
リネットジャパンはパソコンが1台でもあれば回収、処分に掛かる費用が無料です。
リネットジャパン以外でも処分や回収が無料と説明している業者は結構あります。
でも実は壊れていたり例えば流用するからとハードディスクを抜いた場合などは有料になる事も多いです。ですがリネットジャパンなら壊れていても、パーツを外していても無料です。
また回収日時は指定可能で、最短だと翌営業日には回収に来てくれます。デスクトップパソコンみたいにかさばる物でもすぐ処分できるってすごくないですか?
またメーカーリサイクルは処分も送料も無料ですが、以下の点でリネットジャパンの方が便利です。
- 回収に来てくれる
メーカーリサイクル:電話で回収依頼する必要がある(急ぎなら郵便局に持ち込み)
リネットジャパン :申込の時点で回収依頼可能 - 回収タイミングが早い
メーカーリサイクル:回収までに1週間近くかかる
リネットジャパン:最短翌営業日に回収依頼可能 - パソコン以外も同梱できる(後述します)
メーカーリサイクル:パソコンと付属するキーボードくらいまでが対象
リネットジャパン :パソコン以外にも周辺機器や小型家電も対象
これだけ違えばリネットジャパンに依頼する私の気持ちも理解いただけるかなぁ、と。
でもまだメリットあるんですよね…。
パソコン以外にも周辺機器や小型家電も同梱できる
先に少し触れましたが、パソコン以外にも小型家電、例えばデジカメとかゲーム機、入るならプリンターだって同時に送る事ができます。
小型家電もパソコン同様、壊れていても大丈夫です。不燃ゴミで出す場合の処分費が不要になります。
特に壊れたハードディスク。これが一番助かっています。
データ消去して不燃ゴミで出すのってなんか怖くないですか?さらにお金も掛かるし、重たいし結構かさばるので「処分する」と言っても処分方法にも困るものだったりします。
こういうハードディスクとか不要な小型家電は気が付くとがたまっているので、まとめて送れるのは正直助かるんですよね。
「宅配便を活用した回収」で環境省・経済産業省から許認可を取得している
これって「依頼する企業が安心できるかどうか」っていう事なんですよ。
とても大事だと思うんですがいかがでしょう?
検索すると本当に色々な企業が出てきます。そうやって検索して見つけた業者の安全性を調べるのって難しくないですか?実際しらべる方法は色々ありますが、いざやってみると本当に面倒です。
リネットジャパンはすでに触れましたが1998年から中古買取業を営んでいる企業でもあり、特に情報漏洩のニュースも聞いたことがないんですよ。
それに
- 「宅配便を活用した回収」として環境省・経済産業省から許認可を取得
- 地方自治体と提携した「行政サービス」としてパソコンの宅配回収を提供
- ビックカメラの回収(これもリネットジャパンです。ニュースリリース出てたのでご存じの方もいるかもしれません。)
とアチコチから認定されたり協業していたりします。
こういった点からも企業として信用の度合いは高いですし、さらに「データ消去」のページでは対策についてしっかり説明されています。
私はこれらの理由からリネットジャパンを利用している訳です。
リネットジャパンに利用回数制限はある?
そして大事なこと。
リネットジャパンによるパソコン無料回収は、利用期間や利用回数の制限はありません。
なので1年間に何回申し込んでもパソコン1台あれば無料で回収して貰えます。
だたし1回の申し込みで無料になるのは1箱分の回収料金1500円(税抜)だけです。実際同時にパソコン6台で6箱頼んだら5箱分しっかり請求されました。
複数個ある場合、(やった事無いですけど)1箱ずつ順次申込むとお得になると思います。
リネットジャパン以外の方法と比較してみる
例えばメーカーリサイクルに依頼した場合とリネットジャパンに依頼した場合、という風に他の方法で処分した場合のメリット、デメリットを考えてみたいと思います。
メーカーリサイクルの場合
メーカーリサイクルの場合、まず申し込んでから回収までに1週間程度かかります。
回収も郵便局に持ち込むのが基本で、回収は別途依頼する必要があります。さらにパソコン以外は対象外です。
リネットジャパンに近しいですが細かい使い勝手が不便かなぁ、と感じます。
家電量販店に持ち込む場合
家電量販店での回収は店舗によって対応が異なります。
直接持ち込めるかも店によりますし、配送のみの場合もあります。配送だと送料が有料の場合がほとんどです。
なので持って行きたい店舗に詳細を確認が必要になるのですが、まぁ面倒です。
リネットジャパンに頼んでしまうのが一番楽ですね、やっぱ。
【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>パソコンの送り方と送れる量の大体の目安
まずパソコンを送る方法です。ダンボールまたは紙袋で送れます。
どちらの場合も重さやサイズの制限以内ならパソコン以外にも、壊れたカメラや電子辞書などを詰め込んで送る事もできます。
ダンボールの場合
ダンボールの場合は3辺140cm以内、重さ20kgまでになります。緩衝材は不要です。
3辺の合計からすると、大体24インチの液晶モニターと省スペース型のパソコンのセット位の大きさまでが対象になります。重さは20kgの上限まで行かないです。
重さからすると、スリムタワーとか省スペース形と言われるデスクトップが大体3~4台位が対象になります。3辺の合計からは結構ギリギリですが範囲内です。
これ以上の量なら複数口に分ける必要があります。
またダンボールが無い場合は申し込み時に注文できます。縦30.5㎝・横49.5㎝・高さ48㎝のサイズで1箱398円です。
紙袋の場合
ノートパソコンや省スペース型のデスクトップを1台だけとか、量が無い場合に向いた方法です。
紙袋に送りたい物をいれて、口をしっかり閉じる。それだけです。
ただ紙袋は破けない様に厚手の物を使う必要があります。場合によっては破けない様な補強をする必要がある点には注意が必要です。
具体例
実際に自分が処分を依頼したに使った方法ですが、具体例として出してみます。
例:ノートパソコンを出す(購入時の箱を使う)
例えばノートパソコンを出す場合、買ったときの箱を使うと便利です。
本体やACアダプターなどがピッタリ入りますし、箱自体が輸送用の緩衝材を兼ねているので気を遣う必要がありません。
それに隙間も多少あるのでマウスやハードディスク位の物なら十分同梱可能です。
例:デスクトップの本体だけ出す
もしデスクトップなら寸法ギリギリの箱に詰めれば結構入れられます。
またいわゆる「省スペース型」と呼ばれるタイプは1台当たり5kg程度なので、140サイズのダンボールなら最大3台は入れられます。
3台も入れるとかなり重いので、底が抜けない様にしっかりガムテープを貼った方が良いでしょう。
その他細かなルールは「梱包方法」にまとめられていますが、「宅急便で出せる」状態なら問題ありません。
申し込み方法
次は具体的な申し込み方法についてです。
分かりやすくなった画面に従っていけばいいのですが、必要そうな所には説明を加えていきたいと思います。
1.リネットジャパンのサイトにアクセスします。
【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>2.右上の「カンタンお申し込み」をクリックします。
3.回収を依頼する物にパソコンがあるかどうかを入力します。以来物にパソコンがある場合は台数を選択してから「次へ進む」をクリックします。
ちなみにパソコンの台数は送る箱が2個以上になったり、重さが制限を増えなければ何台でも大丈夫です。
またCRT(ブラウン管)モニターの回収には別途費用(1台につき税込3,300円)が発生するので、依頼する場合はチェックを入れてください。液晶モニターの場合はチェック入れなくて大丈夫です。
4.回収依頼したいパソコンのデータを消してもらうか自分で消すかを選び、「次へ進む」をクリックします。
ちなみにデータ消去は有料オプションで1台当たり3,000円かかります。
依頼する場合はそのまま「次へ進む」をクリックしてください。
自分で消去する場合は「ご自身で消去する」を選択して「次へ進む」をクリックします。
消去は依頼した方がいいのか、自分で消す方がいいのか
消去は依頼した方がいいのか、自分で消した方がいいのかが悩ましい所かと思います。
パソコンのスキルなどもありますので一概に言いにくいのですが「3,000円の費用をどうみるか」がポイントになると思います。
面倒だったり、パソコンの操作に不慣れなら有料オプションを頼む方がよいでしょう。消去も放置できるとは言え5~6時間かかりますし。
自分で消去する場合、NECや富士通製のパソコンだと最初からデータ消去用のソフトが入っているのでそれを使えば依頼しなくても大丈夫です。
もし入っていない場合は申込後にダウンロードできる無料の専用ソフトでデータ消去ができます。
自分でデータ消去をする場合、具体的には
- 消去用ソフトをダウンロードして
- ダウンロードしたソフトをインストールして
- 削除用パスワード入力して(ここまで5分かからない)
- 消し終わるまで放置(ここからが待ち時間。5~10時間)
という作業です。実際の作業手順は「リネットジャパン提供のデータ消去ソフトでフォーマットする方法」にまとめました。
実際にかかる時間はHDDやSSDの容量によるのですが、実際に試した所だと1TBで2時間位と見ておけばまず間違いないです。
この消去にかかる作業と時間分の電気代を1台3,000円で変わって貰えるのですが、その価値を感じるかどうかです。
作業に慣れてる事や、設定して一晩放置すればいいので私は自分でやっています。
5.パソコン以外の回収依頼品があるかを選択し「次へ進む」をクリックします。
6.一度に送りたい箱数を選択し、「次へ進む」をクリックします。
梱包する箱は100均の箱とかスーパーのダンボールでも寸法内なら大丈夫です。紙袋等でもいけます。
もし資材がない場合はここでダンボール箱の注文も可能です。1箱398円なのでホームセンターと価格差は大してありません。注文したダンボールは申込み日から2~4日後に「ゆうメール」で届けられます。
サイズは縦42cm/横31cm/高さ35cmの3辺合計103cmと100サイズ程度なので、それよりも大きい物を送る場合は別途手配する必要があります。
7.回収の希望日を入力し「回収先情報入力へ」をクリックします。
回収の希望日時を選択します。3営業日後から選べます。
8.回収依頼先の住所や氏名を入力し「次へ」をクリックします。
メールアドレスは処理状況の連絡が送られてきますので、間違えない様に注意してください。
アンケートは特に選ばなくても大丈夫です。
9.申し込み内容を確認し、問題無ければ「申込む」をクリックします。
これで申し込み完了です。また「申込む」ボタンの上にメルマガのチェックが入っていますので、不要なら外してください。
申し込みの後
申し込みが完了したら指定した集荷日までに梱包しておきます。
佐川急便が回収に来るので、ダンボールもしくは厚手の紙袋で梱包しておきましょう。三辺合計が140cm以内、重さは20kg以内におさめまっていれば大丈夫です。
伝票は回収に来たドライバーが持ってきますので、伝票の控えと引き換えに送り出す感じですね。
そして送ってから2~3日すると登録したメールアドレスにリネットジャパンから「回収品到着のご連絡」があります。
その後しばらくすると処分が行われます。
処分完了時には「処理完了のお知らせ」というメールが送られてくるのですぐ分かります。また処分状況はマイページから確認する事もできます。
一例としてですが、最近私が依頼したときはこれ位の日数でした。
- 回収日:12月11日
- 処理完了日:1月1日
おわりに
という事でリネットジャパンという会社についてと、リネットジャパンの回収についてまとめてみました。
データ消去をどうするかはありますが、基本的に「ちょいと申し込んだら回収に来た人に渡して終わり」なので気楽な物です。
下記リンクから公式サイトに飛びますので、もし気になった方はどんなものか見て頂くのもよろしいかと思います。
【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>この記事がなにかのご参考になれば幸いです。
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