Apple製パソコン(MacやMac book)の捨て方やリサイクル等で処分する方法 まとめ
パソコンを新しく買い換える際、まず悩むのは古いパソコンの処分方法じゃないかなと思います。
今はパソコンを処分する場合、法律上「処分したい人がパソコンの製造メーカーに自分で直接リサイクルを依頼する」というとても面倒なシステムになっています。
さらに家庭で使っていた場合と、法人で使っていた場合とで処分方法が異なるというややこしさ。本当に勘弁して欲しいものです。
さらにメーカーも例えば下取りサービスとか買い換え優遇サービスといった買い換えを促す様なサービスも増えています。
そこで今回はメーカーのうち、リンゴのマークでおなじみのAppleはメーカーリサイクルとその他には処分方法を用意しているのかを調べてみました。
またパソコンを処分する方法も色々あるので「パソコンを処分する方法 主な処分方法について」で主な処分方法のメリットやデメリットをまとめてみました。
家庭で使っていたパソコンの処分をAppleに依頼する場合
Appleに依頼できるのはリサイクルと下取り
Appleに依頼できるのはメーカーリサイクルと下取りになります。
メーカーリサイクルの場合
メーカーリサイクルに依頼できるのは「PCリサイクルマーク」の付いたパソコン本体、付属品およびモニターだけです(付いていない場合は後述します)。
ちなみにAppleの場合、「PCリサイクルマーク」は製品ではなく「PCリサイクルについて」という書類の台紙上にあります。他メーカーとはちょっと異なるので注意が必要です。
プリンタ、スキャナ、外付ハードディスクドライブ、外付CD-ROMドライブなどの周辺装置は対象外なのでご注意ください。対象外の物は不燃ごみ等で別途出す必要があります。
実際の申込方法はリンク先の一番下にあるボタンをクリックし、専用フォームに必要事項を記載して依頼を行います。
Apple - 家庭系パソコンのリサイクルお申し込み
https://kc-pcrecycle-household.jp/home/jsp/pc_recycle_01.jsp
しばらくすると配送伝票が届くので、その伝票を使って郵便局から発送すれば依頼完了です。
Apple等のメーカーに依頼した場合の細かい流れは「家庭系パソコンをリサイクルに出す場合」でまとめていますが、10日程掛かったり梱包材を自分で用意する必要があったりとちょっと手間がかかります。
なので個人的にはメーカーに依頼せず、梱包材も手に入るし周辺機器も同梱できる事から後述する「リネットジャパン」という処分業者に依頼しています。具体的な手続きについては「リネットジャパンでパソコン処分」にて実際に申し込んだ際の流れをまとめています。
「PCリサイクルマーク」が無い場合
家庭系PCリサイクル制度が開始される前、2003年10月1日以前に販売されたコンピュータとディスプレイには「PCリサイクルマーク」が付いていません。
メーカーリサイクルを依頼する場合、有償となるので注意が必要です。費用は以下になっています。
品目 | 処分費(1台あたり、税抜) |
デスクトップ型コンピュータ | 3,000円 |
ノート型コンピュータ | 3,000円 |
液晶ディスプレイ | 3,000円 |
液晶ディスプレイ一体型コンピュータ | 3,000円 |
CRTディスプレイ | 4,000円 |
CRTディスプレイ一体型コンピュータ | 4,000円 |
費用はリサイクルの申込後、
- 郵便振替
- コンビニエンスストアでのお支払い
- クレジットカードでのお支払い(1回払いのみ)
の中から選んだ方法での先払いになります。
下取りに出す場合
Appleは「Apple Trade In」という下取りサービスを行っています。
このサービスは新しいMac(Apple製品)を購入する際に、所有しているMacを下取りとして売却する形です。Appleギフトカードか値引きで帰ってくる形で、現金ではない点に注意は必要です。
また下取り価格が高くない事や完動品のみが対象な事、Windows機も対象の様ですがリサイクルの無料回収するだけな事などちょっと使いにくいです。
この内容なら「箱に詰めてお家で待つだけ!Macを高く売るならMac買取ネット」の様な所にお願いした方が良さそうな気がします。
会社で使っていたパソコンを処分する場合
Appleに依頼できるのはリサイクルのみ
Appleは法人の場合もメーカーによるリサイクルのみになります。
また法人で購入、使用していた場合は基本的に有料です。個人向けモデルで「PCリサイクルマーク」が付いていたとしても、法人で購入した場合でも有料になります。
ですので家庭で使っていたパソコンと違い、メーカーリサイクルを依頼する場合は見積依頼からになります。
依頼できるもの
家庭の場合と同様、メーカーに依頼できるのはパソコン本体、付属品およびモニターになります。
プリンタ、スキャナ、外付ハードディスクドライブ、外付CD-ROMドライブなどの周辺装置は対象外なのでご注意ください。
メーカーリサイクルに依頼する場合、周辺機器は不燃ゴミや粗大ゴミ、または小型家電のリサイクル等で処分する事になります。
メーカーリサイクルの依頼方法
Appleにリサイクルを依頼する場合はリンク先の一番下にあるボタンをクリックし、専用フォームから申し込んで下さい。
Apple - 事業系パソコンのリサイクルお申し込み
https://kc-pcrecycle-household.jp/home/jsp/pc_recycle_01.jsp?m_cd=B01
見積の依頼なので、ここから見積、料金の先払い、回収と続いていくので結構な時間がかかります。
Apple等のメーカーに依頼した場合の流れを「事業系パソコンをリサイクルに出す場合」でまとめています。
ですが法人利用のパソコンは台数が多くなるので、有料だと処分費も馬鹿になりません。さらにいらない周辺機器もどんどんと増えるのにメーカーリサイクルでは対象外です。
なので私の勤務先では処分費が無料な事と、他の周辺機器も対象になる「リネットジャパン」という処分業者に依頼しています。
Appleに依頼できる処分方法のまとめ
Apple製パソコンの処分方法をまとめると以下になります。
- リサイクルの対象はApple製パソコンのみ
- 家庭用のパソコンはリサイクルのみ(基本無料、PCリサイクルマークが無い場合は有料)
- 法人向けのパソコンはリサイクルのみ(基本有料)
下取りもありますが買取優遇策は特に行っていない事とApple StoreカードかApple Storeからの値引きになります。なので次も公式通販でMacを買うなら下取りでいいのでしょう。
ですがApple製品はキレイに使っていれば多少古くても、さらには壊れていても値段が付く事が多いです。それに現金になりますから下取りより買取業者に売る方がいいかもしれませんね。
Mac専門の買取業者も調べると色々出てきますが、個人的には「箱に詰めてお家で待つだけ!Macを高く売るならMac買取ネット
そんな買取専門店でもiMacとかG4等の機種が古い場合は買取不可です。
そうなると廃棄やリサイクルを依頼する事になりますが、依頼や送るのにかかる手間、情報漏洩等を考えると処分業者に依頼するのが一番楽でいいかな、と考えています。
ちなみに私が依頼しているのは「リネットジャパン」と言う所です。
処分業者で検索すると色々出てきますが、信用出来るのかよく分からないんですよね。
このリネットジャパンは「宅配便を活用した回収」で環境省・経済産業省からの許認可を唯一取得していて、自治体と提携したパソコン回収も行っています。
つまり国が認めてるからまず信用できますし、その他にも
- パソコンの宅配回収サービスと処分費が無料
- 宅配便(佐川急便)が回収に来てくれる
- パソコンと同時ならプリンターや小型家電も依頼できる
と言った様に、メーカーリサイクルよりも楽で便利な事も使っている理由です。
繰り返しになりますが、やっぱり無料で回収に来てくれるのは非常に楽です。
詳細については「リネットジャパンでパソコン処分」にまとめましたのでよろしければどうぞ。
何かのご参考になれば幸いです。